窓から風がスッ~と吹いてくる夏の夜。
ちりんちり~ん
風鈴の音色が心地よい。

静かな夜に響く風鈴の音色は、なんだか平和に感じて心も落ち着いてきます。
普通はね。
でもお隣さんの家の風鈴の音がうるさく感じるのはなぜだろう?
強風の日は、狂ったように
ちりんちりん!ちりんちりん!!
鳴り響いている。
不快だ。実に不快だ。
うるさくて眠れない。
気にしはじめると、騒音でしかない。
あんなに心地よい風鈴の音色が、もはや騒音に感じる不思議。
やはり、他人の風鈴だからなのだろうか?
ここは自分を騙すしかない。
この風鈴は、自分がぶら下げた風鈴だと思う事にしよう。
そしたら騒音から心地よい音色に変わるかもしれない。
そもそも隣の家。
夏だけでなく、秋もずっとぶら下げている。
お願いだから、せめて夏が終わったら片付けて欲しいと毎年思うバードでした。